どうも。設備工事課の今井といいます。学生時代は化学をやっていました。
話好きなので、いつも話が長いとか、しゃべりすぎだとか、社内で言われるタイプ。
なので今日も、ちょっとだけ不安です。
できるだけわかりやすく、面白くできるように、やってみますね。
設備工事課の仕事紹介、さっそくいってみましょう。

大陽日酸エンジニアリングの仕事には、ガスの設備をつくる仕事や、設備をメンテナンスする仕事、設備を制御する仕事など、いろんな仕事がありますよね。

その中でも設備をつくっているのが、設備工事課。
新たな場所にガス設備を建設したり、老朽化した設備をつくりかえたりしています。
ガス設備工事を最初から最後まで担当する、現場監督です。

水平器。
配管の上に乗せて、
水平かどうかを
しっかり見ましょう。

「現場」監督といっても、実は工事現場にいることはほとんどありません。
ちなみに、「監督」という言葉からは偉そうに指示を出す姿が想像されますが、それもありません。
パートナー企業の方とは、丁寧なコミュニケーションを心がけています。

ひとつの工事は依頼があってから、最後に工事完了するまで、およそ数ヶ月間。
そのうち、工事はだいたい1週間前後です。
現場にはいない数ヶ月に何をしているかというと、工事の準備をします。
準備がいちばん大事で、いちばん大変なんですよ。
どんなことをしているか、全部説明してみましょうか。

配管と配管をつなげる、
継ぎ手。
検査用の配管などを
つなぐために使います。

「こういうガス設備をつくりたいです」と、依頼があったとしましょう。そこからまずは、タンクをどこに置くか、配管をどう通すか、蒸発器はどうするか、考えて。図面を書いたら工事の見積もりを出して、行政へ提出する書類や図面の準備。必要な部材を確認し、部材や人件費の見積りを出して、現場の下見に行ったら協力会社さんとの打ち合わせをして、部材が届けばその確認。

それらをぜーんぶやってから、やっと工事です。
ちなみに、工事が終わってからも、報告書などの書類作成が待っています。
ね。工事の前にやることがたくさんあるでしょう。

工事現場でやることは少ない。というより、少なくしなきゃいけない。
準備不足で現場があたふたしたら、現場監督の能力不足ですからね。

うちの課では「ダンドリハチブ」って合言葉があるんですよ。
段取りや準備が、仕事の8割を占める。それくらい重要だと意識するための言葉です。

パッキン。
配管同士の隙間から
ガスが漏れないように
使います。

そうそう、図面もいくつか種類があります。一緒に見ましょうか。
配置図とか施工図とか、聞いたことがあるでしょうか。
私がとくに好きなのはこれ。系統図。ガスの動きがわかる図面です。

たとえばこの、ここ。ここです。

ここからガスが通ってこっちの配管に行くでしょ。そうすると、こっちの圧力が高くなる。そうすると今度はこっちの配管では、ガスがこう、ここを通っていって。細かい話はわかんないかもしれないですね、すみません。また先輩から話が長いって言われちゃうなぁ。いやでも、このタンクは本当によくできたタンクなんですよ。うん。

こうやって図面を見ているのも好きですし、何もないところにゼロから図面を書いていくのも好きですね。

どんなふうに配管を通すのが一番いいかなぁって。すごく頭を使う仕事だなと思います。

ドライバー。
ネジを締める
必須の仕事道具。
電動もあります。

ゼロから設備を考えるのは楽しくも難しいので、そういうときは同じ課の先輩へ相談してみています。
雑談がてら、ちょっと話しかけられるのがうちのチームのいいところかもしれません。
お客さんの要望が難しくって……と説明すると、たいていすぐに「こうしたらいいんじゃない？」と的確なアドバイスがもらえます。
先輩たちは知識と経験がたくさんあって、聞かれたらすぐに答えられる。
素直にかっこいいし、自分も先輩たちみたいになりたいなと思います。
頼られる人ほど「忙しいよ〜」って話をしているんですけど、そういう充実した雰囲気も憧れです。
私も早く、先輩に相談せずともひとり立ちしたいですね。業務に活かせる資格も取りたいし。

そうそう、大陽日酸エンジニアリングでは、資格の補助制度がしっかりあります。
資格を取るとお金がもらえるんですよ。
お金といえば、社宅もすごくお手頃に住めるのでそこもアピールしたいですね。

脈絡なくたくさん話してしまいましたね。
設備工事課の仕事については伝わったでしょうか。きっと大丈夫……でしょう！
みなさんと一緒にお仕事できることを楽しみにしていますね！

はさんで長さを測るもの。
ノギス。