はじめまして。城岡です。
このページでは、私が所属している電気計装課(でんきけいそうか)について紹介していきますね。
入社以来、ずっとこの課にいるので、すこしはみなさんのお役に立てるかと思います。
まず、電気計装課の仕事についてご説明します。
私たちは、ガスの供給を安全かつ最適な条件で行えるようにするため、プラントの制御・計測システムをつくる仕事をしています。
おもに扱っているのは「プラントのガス制御システム」と「ガス漏洩監視システム」の2つです。
僕たちが何かと
お世話になっている
ニッパー君です。
まずは私が担当しているプラントの制御システムについて説明します。
「プラントのガスを制御する」というのはいわば「プラントの頭脳をつくる」ということです。
プラントや工場では同じ品質で製品をつくり続ける必要があるので、ガスの流れる量を一定にしたり、圧力や温度を調整したりとさまざまな制御が必要になります。
その指令をプラント全体に送るための頭脳をつくるということなのです。
例えばこの画面で、ガスの流れる量や圧力、温度などの条件を確認しています。何度も試行錯誤を繰り返し、プラントごとにガスの流れをプログラミングしていきます。
これが最終的にプラントに取り付けるコントローラです。先程紹介した作業でつくったプログラムをこのコントローラに入れます。コントローラをプラントの制御盤に接続することも私たちの仕事です。
はんだごては
有名かもしれませんね。
電子回路を
つなぐときに使います。
これが制御盤です。コントローラが左のほうに取り付けられています。コントローラをつけた制御盤が正常に動作することで、プラントで使用されるガスを制御することができるのです。
私たちのおもな仕事のもうひとつ
「ガス漏洩監視システム」を担当しているのが隣の席の高橋竜さん(たかはしりょう/1996年入社)です。
ここから少し高橋さんにお話を聞いてみましょう。
大きな荷物が
あるときはこの車で
現場まで移動します。
僕らの相棒です。
はい、高橋です。横から失礼します。
ガス漏洩監視システムも、ガスを使う施設には欠かせません。
各施設では、危険なガスを使うこともあるため、万が一ガスが漏洩した場合、お客様にその位置を把握していただく必要があるのです。
この画面は、プラント内のガスの濃度を計測するためのものです。今はつくったシステムが、きちんと動くのかテストしている最中です。画面のなかの波形が乱れているのは、ガス漏れを感知している証拠です。
圧着ペンチといって、
銅線をぎゅぎゅっと
くっつけるときに
使います。
システム設計が完了したら、現場へ各種装置の設置をしに行きます。
現場は、写真のような屋外や、お客様工場内の監視室やクリーンルーム内など様々で制御や監視が必要な施設はたくさんあります。システムが複雑で難しくなるほど、うまく動いたときの喜びも大きいです。
施設の規模が大きかったり、扱うガスの種類が多い場合、
必要とされるシステムが複雑で難しくなります。
そういったときほど、うまく動いたときの喜びも大きいです。
ガスは目に見えないからこそ、きちんと制御し安全に供給する仕組みを作ることが私たちの大切な役目なのです。
いかがでしたか?
電気計装課について
すこしでも知っていただけたなら
うれしい限りです。
他の事業もぜひ見てみてくださいね。